先月末ごろから
インフルエンザとコロナ対策に窓の換気が大切と
テレビでも多く取り上げられています。

ウィルスの繁殖には「湿気」の量がポイントとなっています。
その湿度の量は室温によって変化し、湿度が少なくなれば
ウィルスも繁殖しやすくなります。

もっとも危険な室内環境は
「湿度が少なく、温度が低い」状況です。

しかし、逆に湿度が多いと、ソレはそれで困りもの。
湿度だけが高く、室温が低い。これはカビを発生しやすくするだけです。
ですから、適度な室温と適度な湿度がこの冬だけでなく
私たちの日々の健康のためには大切なんですね。

適度な室温には、もちろん【窓の断熱化】が重要となってきます。
では適度な湿度には何が大切か？
それが「換気」なんですね。
空気中に発生した余計な湿度は窓の外へ出す。 これしかないんですね。

効果的な換気は、今朝もＴＶで紹介されていましたが、1つの窓だけではなく
2つ窓をあけること。つまり、風の入口と出口をつくることです。

ここからが重要ポイントです（笑）
窓は全開にする必要はありません。　10センチほどで十分です。
その状態であれば約4～5分で、湿度は半減します。
ただし、先も述べたように、風の入口と出口をつくること。
それが重要なポイントなんですね。

寒さ対策をしながらの換気対策。
大変なことですが、この冬は大切にしましょう。