あかりの日

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 昨日10月21日は「あかりの日」でした。
 「あかりの日」は、1879年10月21日エジソンに
 よって開発された実用的な白熱電球が40時間
 点灯し実用的なものに至り、
 その偉業を称えて制定されました。

 日本照明学会ではそれを記念して
 毎年記念講演を開いています。
 昨日は『空間デザインと照明』
 『日本のあかり文化と照明デザイン』の2つの
 講演がありました。

 以前に私が照明コンサルタントを取得させて
 いただいた際に、
 私自身の目指すところとして
 窓ガラスの持つ最大の魅力である透明感を
 活かし、室内外における照明を通して、
 奥行きのある幻想的かつ開放感あふれる
 スペースをつくること

 と挙げさせていただきました。

 電気が生まれる前、日本のあかりは、
 窓と和紙と格子でした。
 特に光を透過する和紙は日本だけの
 文化であり、また和紙は強くて破れづらい
 ため、照明に用いられていたそうです。
 そしてドアではなく、開口部の広い引戸や
 引違い戸も日本だけの文化です。

 つまり、昔から日本は光を多く取り込む
 引戸などの和紙障子を通して室内に光を
 うまく取り込む照明スタイル
であったそうです。

 人は木漏れ日の中にいると安らぎを感じます。
 その意味で和紙から取り込む光は柔らかく、
 自然界の光に近いそうです。

 私たちも窓から取り込む自然光と、間接照明の複合効果により
 住む人に安らぎを感じる空間づくりを創りあげたいと思います。

 

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