年末年始にかけ、雪が多く降りました。
近年、気象状況の変動により、普段は降らない地域においても
想像以上の多雪を記録することが多くなりました。
それを鑑み、各メーカーは災害に強いカーポートを新しく発売しています。
今回ご紹介するのは、YKK-apの新世代カーポート「アリュースZ」「エフルージュZ FIRST」。
共に高強度のT6アルミ合金を使用しています。
T6とは、液体化処理から焼入れを行い、その後に時効効果処理(焼き戻し)を行う熱処理をいいます。
この処理は、熱処理の中で1番強度が高い処理になります。
その強度で作られたアルミ合金を使用したカーポートは、耐風圧性能42km/s、耐積雪性能25cmを実現。
「え?それって強いの?」と疑問を感じるのですが、
このカーポートは柱が従来の3本から1本少ない2本になっています。
これによりクルマの乗り降りも便利になっているという特徴ですね。
もっとわかりやすく言うと、
既存の耐風性能42m/sのアール型屋根片側支持カーポートは柱3本の構成でしたが、
より強くなった柱と梁によって、柱本数が2本になり、かつ、耐積雪性能は、従来品の20㎝相当から、
25㎝相当になったということです。
強い理由は素材にあったということですね。